それは産後のうつ状態ではありませんか?

     
     

自分の育児がこれでいいのか?

とても心配で不安になる

気分が落ち込む

やたらと自分のことをせめてしまう

悲しいことがあったわけでもないのに涙がでる

子どもの世話をすることも面倒くさい

いつもすごくつかれる

イライラして子どものことを怒りすぎてしまう

子どもの泣き声が耳について離れない

今までできていたことができない、頭がまわらない

子どもが可愛いと思えない

         

子どもを産み育てるということはとても幸せなこと・・・

なのに私はなぜこんな風なのだろう

毎日が辛い、でも誰にもこんな事言えない

 

そんな辛い思いを一人で抱え込んでいませんか?

子どもはお母さんが大好きです。

かけがえのないこの時期、子どもや家族と笑顔で過ごせるように

    お母さん、心を楽にする方法があります

 

今感じている辛さは、どのようなものでしょうか?

とても気分が落ち込みますか?

涙がとまらないことはないですか?

自分を責めてしまっていませんか?

自分の感情をもてあまして、こどもや家族にあたってしまっていませんか?

今までできてたことができず、自分をせめていないですか?

泣ける場所がありますか?

子どものしつけに悩んで自分を追い込んでいませんか?

イライラがきつく、自分や周りを傷つけてしまうことはないですか?

 

これは、ほんの一部です。

ほかの人はできること、こんな風に悩むのは、自分が悪いのではないかと

多くの方が自分を責めます。

小さなころからの我慢をしてしまう癖や、人に頼れる環境じゃなかったことや

いろいろなことが今の自分の状態に影響を与えています。

 

ゆっくりお話を聞きながら、今の辛いもとになっている根本原因を探し

そこにアプローチ

していくことで、自然にいつの間にか(こんな表現がピッタリです)楽になっていきます。

 

屈託のない子どもの笑顔と、あなたの笑顔のためにお手伝いしたいと思います

 

 

                                 今村範子 

 

 

産後に発病しやすい心の病気

マタニティ・ブルース

出産後の女性が一時的に涙もろくなり落ち込む状態

おおむね、産後3~5日の間に起こってくる

日本人出産女性の20~30%が体験するといわれている

   症状・・・不安感

         緊張感

         困惑

         集中力の低下

         忘れっぽい

         頭痛

         疲労感・・・等がある

●産後うつ病   に移行する場合がある。 

産後のうつ病は出産後の精神および身体的な要因によって引き起こされます   

また最近では脳の神経伝達物質のアンバランス、ホルモンの変化、社会心理  

学的要因などが関係していることが分かっている  

 

産後うつ病は、風邪などと同じように病気であって

決して怠け者として考えてはいけない

 

人によってほとんど問題にならないような軽いものから、専門的治療を必要とする重症のものまでの様々な段階がある。

多くは6~8ヶ月で自然に治ることが多いが、時には産後のうつが生涯続く病気になることもあるという学者もいる。

 

また産後うつ病は母子関係にも重要な時期にもあたり

正しい知識を得て病気を予防することが肝心です。

 

「なんだかいつもの自分と違うなぁ」と思ったら、出来るだけ早く適切な治療を受けることが大切です

 

「こんな小さなこと」と思わないでください

「こんなこと誰にも言えない」と思わないでください。

 

些細なことでも、積み重なれば辛くなります。

 

どんなことでも良いのです、一度ご相談ください。

 

子どもと、あなたのこれからの幸せのために・・・・

 

 

 

 

私の体験から。。


平成13129日私は3人目の男の子を出産しました。2人目の出産から10年が経っていました。その前の年住み慣れた大阪から横浜へ引っ越したばかりで、親しいと言える友人も親戚もまわりにはいません。


実母も、姑も相次いで他界した後でした。それでも3人目という事もあり、主人と上の子に協力してもらえば、なんとかなるさ!と思っていました。



3人目の出産は、管子分娩分娩の為、思いがけず一番苦しいものとなりました。産後傷口の治りも悪く、鎮痛剤が切れるとじっとしていられないほどの痛みが一ヶ月以上続き痛みに耐えながらの夜中の授乳は痛みで座れず、立ったまま授乳する日が続きました。

子供の夜泣きも重なり夜はほとんど寝られませんでした。


3ヶ月が過ぎても子供の夜泣きは治まらず、肉体的にも精神的にも追い詰められて行きました。初めの一ヶ月何とか家族で協力して乗り越えようと、それぞれに分担を頼み、協力してもらい、生活を回そうとしました、しかし2ヶ月3ヶ月と経っても私の体力は回復せず夜泣きも続きました。苦しい日々が過ぎるに連れ、初めは協力的だった子供も、様子が変わってきました、また唯一の協力者の主人も仕事と家との両方で疲れ果て、検査入院が必要な状態になってしまいました。


私は主人の病気の回復のための世話と先の心配なども重なり。心の底で悲鳴を上げているのを感じながら、自分を奮い立たせ家のことをこなそうと必死になりました。


特に主人の食事には子ども以上に気を使いました。この頃から家族をこんな状態にしているのは自分のせいだ。という罪悪感がつよくなり。訳もなく涙が流れ止まらず。

酷く気分が沈む日が増えていきました。


家族への罪悪感とは反対に、家事はどんどん出来なくなっていき、ボーっとして頭が働きません。また何をするのも酷く面倒くさくて、そんな自分が嫌でたまりませんでした。


今まで長男の嫁として主人の家族に少しは信頼されていると思って暮らしてきたのに、お盆や正月に帰ることが出来ない、来てもらっても、周りの些細な言葉に傷つき、落ち込みます。


こんな自分を周りはどう思うだろうと、ささやかな自信も、プライドも崩れ落ち、なんと役立たずな人間と、ますます自分を責めていきました。何かおかしいと感じ、病院へも行って見ました。


身体の体温調節ができなくなった時は、内科へ、めまいで起き上がれない時は、更年期障害か?と婦人科へ、また、心療内科へも行って見ました。結局自律神経失調症と言うことで、精神安定剤や、漢方薬などを処方されましたが、あまり変化はありませんでした。


そんな中、このカウンセリングに出会い、カウンセリングを受け、自分の辛くなる原因がわかり少しずつ、心が楽になって行くのを感じました。ちょうどそのころNHKで九州医大の産婦人科での、産後の母親の為の精神的なケア及び産後鬱について、テレビで放映されていました。


それを見て産後鬱の症状の経過が、私自身の辛かった症状とそっくりだと知りました。

今になり思い返してみて、あれは産後鬱だったのでは?とあらためて思います。


あの時カウンセリングを受けていなければ、今自分はどうなっていただろうと、ふと思います。


健康な状態で世話をするのも大変な時期。

1番細やかな世話を必要とする時期です。


自分の心身の不調でいっぱいいっぱいの状態、外にも出られない。

続けば、放置虐待にも繋がりかねません・・


あの時もっと自分の行動できる身近な場所に、こういう情報があったなら、もっと早く楽になれたかも知れないと感じました。


私のこの経験は、特別な事ではないと私は思います。


大きな問題になってはいなくても、紙一重で苦しんでいる人は、山のようにいると思います。


一日もはやく、産後鬱の知識とカウンセリングの事を適切な場所で伝え、カウンセリングをする場所を増やすことができれば、どれだけの苦しむ母、子が救われるかと思います。


1人でも多くの今苦しんでいる方々に楽になれる方法があることを、伝え続けていきたいと願っています。